【世田谷・家売却】世田谷の基本情報と業者に売却を依頼する理由 相続・住み替えなど

世田谷区には、どのようなイメージをお持ちでしょうか。物件の売買では、その土地の雰囲気、そしてニーズを理解することが大変重要です。ここからは、世田谷区とは一体どのようなところなのかを解説していきます。どうぞご参考になさってください。

◇世田谷区の基本情報

世田谷区は、東京の南西部、神奈川県に挟まれた位置にある自治体です。東京23区の中では広い面積を占めており、2番目の大きさの自治体です。世田谷区の人口は915,216人、世帯数は488,626世帯（2022年3月時点）です。人口は東京23区で最も多く、大きな自治体であることがわかります。しかし、面積あたりの人口（人口密度）は東京23区中の半ば程であり、高層マンションが立ち並ぶのではなく、ゆとりを持った住まいに多くの方が住んでいるのが想像できます。

◇5つのエリアに分かれる世田谷区

世田谷区は5つのエリアに分けて考えられることが多いです。そのエリアは、世田谷、北沢、玉川、砧、鳥山で、それぞれのエリアに特徴があります。

・世田谷

区役所の本庁がある名実ともに世田谷区の中心部です。三軒茶屋はモダンレトロな雰囲気で、若者から大人まで楽しめる街です。

・北沢

下北沢をはじめとする、個性的なサブカルチャーを発信している街です。

・玉川

二子玉川は近年開発が進み、商業施設が多く並びます。しかし、街全体としては閑静な住宅街が立ち並び、利便性と快適な居住性を兼ね備えた住みやすい街です。

・砧

知名度の高い高級住宅地、成城がある閑静な住宅街です。東京都内であることを忘れるような自然豊かな地域です。

・鳥山

都心へのアクセスが良好であるにもかかわらず、自然豊かで穏やかな住環境が整っていることから、近年人口が増えている注目のエリアです。

◇地価動向

国土交通省が調査・分析する「主要都市の高度利用地地価動向報告」において、世田谷区の二子玉川地域が記載されていますので、内容をご紹介します。

二子玉川は駅前に商業施設がある、複数の沿線が乗り入れている、再開発が行われているという点から、ファミリー層を中心に人気があります。新型コロナウイルスによる景気後退も終焉の兆しを見せ、売買価格は上昇傾向です。

大型のマンション開発等は停滞気味であり、需要に対して供給が追いついておらず、空室率は低く空きが出るとすぐに埋まる状況です。土地・マンション共に今後も緩やかな価格上昇が見込まれるエリアとされています。

家売却を検討するのはどのようなタイミングなのでしょうか。他の家庭の売却理由は、今後のマイホーム計画を検討する上でも知っておいた方がよいでしょう。世間の住宅売却理由を知り、適切な売り時を逃さず業者へ相談を行うことは大変重要です。

◇売却理由1：相続

これは親族が亡くなり、持ち家を相続した際に売却を検討するケースです。家を相続しても、すでに持ち家を取得していたり、相続した家が勤務地から離れていたりする場合などに売却を決断されます。代々家や土地を継ぐという日本古来の考え方は、現代の住宅事情にはそぐわないことが多いのでしょう。

◇売却理由2：転勤

リモートワークが普及してきましたが、全国・海外転勤がある企業はまだまだ多くあります。思いがけない転勤で、苦渋の決断で家を売却することになった方もいらっしゃるかと思います。転勤中だけ賃貸として貸し出す方法も考えられますが、マイホームを賃貸に出すことに抵抗があったり、借り手が付きにくい立地であったり、ローンの兼ね合いであったり、そう簡単にできることではありません。

◇売却理由3：離婚

おそらくマイホームを購入したときには想定もしていなかったことでしょう。離婚後は家族構成や、住居に求める価値観、経済状況も変わってくるため、離婚を期に住居の住み替えを行う方は多いです。また、財産分与をする際に、夫婦の共有財産である住宅を現金化して折半して清算される方もいらっしゃいます。

◇売却理由4：家族構成が変わったため

出産だけでなく、両親との同居、死別、子どもの独立など、家族構成は月日が経つにつれて変化するものです。家族構成によって必要な部屋数であったり、家に求める機能が変化したりするのはごく自然なことです。同じ4人家族でも、夫婦と小さい子ども2人と、夫婦と介護が必要な両親では、希望する立地や部屋数、バリアフリーの必要性など全く異なってきます。こういった家族構成の変化により、より最適な居住空間に引っ越しを決める方は多くいらっしゃいます。そして家を売却し、新天地へ移住する資金とされます。

◇売却理由5：ローン返済が難しくなった

近年の新型コロナウイルス流行による景気後退で、ローンの返済が滞る方が増えてきているというニュースをお聞きになった方も多いでしょう。ローン返済が長期滞ってからの売却はデメリットが多いため、金銭的余裕がなくなってしまう前に借り入れた銀行等に相談されることをおすすめします。

◇相続や住み替えで家売却をお考えの際は業者へご相談ください

住宅の売却は、個人間で行うことは現実的ではありません。仲介業者が入ることによって、売主・買主どちらも納得のいく契約を結ぶことができます。住宅の売却はパートナーとなる良い仲介業者を選ぶことが重要です。

株式会社ドアーズは、東京23区内を中心に、関東圏の不動産仲介を行っております。お客様一人一人のニーズをくみ取り、豊富な知識と経験で住宅の売却をサポートします。