【世田谷】不動産売却の流れと必要書類戸建ての売却は業者に相談

不動産を売却するときの流れは、8ステップに分けられます。一つずつ見ていきましょう。

◇ステップ1：情報収集

自分や家族の希望はもちろん、同じような条件の物件はいくらぐらいで売れているのか、同じエリアの物件はどのぐらいの価格帯かなど、相場のチェックが大切です。

◇ステップ2：売却に関する相談

不動産会社へ相談し、売却に関する希望などを相談しましょう。ここで希望価格や売却期間の理想など、自分や家族の希望を伝えておくとスムーズです。

◇ステップ3：物件査定

実際に希望価格で売れるのかをチェックするため、訪問査定もしくは机上査定を申し込みましょう。机上査定は実際に物件を見るわけではないため、より正確な査定結果を望む場合は訪問査定がおすすめです。

◇ステップ4：不動産会社との契約

仲介手数料などの報酬や不動産売却のために何をするのか、どのような流れで進めていくのか確認し、契約へ進みます。

◇ステップ5：不動産の売却活動

広告などの宣伝や、購入希望者や検討中の方の見学対応、物件の清掃など、実はやるべきことは多くあります。住みながら売却するのか、すでに退去している物件を売却するのかで負担は大きく変わってきます。

◇ステップ6：買主との売買契約

条件や金額の最終調整が完了したら、売買契約を結びます。基本的には仲介の担当者と売主、買主が揃って契約を結びます。

◇ステップ7：売却代金の決済と物件引き渡し

物件価格はもちろん、仲介手数料などの代金を決済し、物件の引き渡しまで進みます。抵当権の抹消手続きや引っ越しの準備なども重なるため、実は慌ただしい期間といえるでしょう。

◇ステップ8：確定申告

不動産を売却した次の年は、確定申告をしなければならない可能性があります。全員が申告する必要はないため、利益が出た人は譲渡所得税納税のために、また損失が出た場合は繰越控除を受けるために申告しましょう。

不動産の売却時に必要となる書類は、登記済権利証（登記識別情報）、固定資産税納税通知書、印鑑証明書、抵当権抹消登記申請書、重要事項調査報告書または建築確認済証や検査済証、住民票や戸籍謄本などです。

◇登記済権利証

登記済権利証は、不動産所有を証明するための書類です。これはマイホームや不動産を購入したときに法務局で登記し、登記済権利証もしくは登記識別情報が交付されるため、購入時の書類の中から探してみましょう。

◇固定資産税納税通知書

固定資産税納税通知書は、毎年届く書類です。不動産の価値から納税額が決まるため、公的な物件の価値を知るために必要です。家に保管されている場合は最新のものを、ない場合は役所にて再発行可能です。

◇印鑑証明書

登録している印鑑を公的に証明する書類です。市役所（区役所）から発行でき、発行から3か月の期限内であれば使えます。早めに用意してしまうと期限切れになってしまうおそれもあるため、売買契約の日時が決まってから用意してもよいでしょう。マイナンバーカード所有者は、コンビニにて発行することもできます。

◇抵当権抹消登記申請書

ローンの返済がある物件の場合は、抵当権の抹消が必要です。法務局のホームページより書類のダウンロードが可能です。ローンがない物件やすでに返済が終了している不動産は関係ありません。

◇重要事項調査報告書または建築確認済証や検査済証

重要事項調査報告書は不動産会社が直接用意するため、自身で何か手続きをするわけではありません。建築確認済証や検査済証はマイホームや建物建築時に発行されている書類なので、保管されているか確認してみましょう。

◇住民票や戸籍謄本

住民票や戸籍謄本は、本人確認書類として、そして所有権移転登記手続きの際に必要になります。現在住んでいる地域の役所からの取得はもちろん、マイナンバーカードがあればコンビニにて取得も可能です。

これら以外にも、付帯設備表や境界線確認書などが必要になる場合もあります。不動産や物件の状態によって必要となる書類が異なる場合もあるため、事前に不動産会社に相談してから準備することがおすすめです。

書類準備や売却についての不安がある場合は、ぜひ株式会社ドアーズへご相談ください。不動産や売却希望者の要望に沿ったご提案はもちろん、お客様に寄り添った売却活動や引き渡しになるよう努めています。